「灯を手繰りよせて」のあらすじ
前回のイベント「Knowing the Unseen」の要点まとめ
- 絵名、高校卒業後の進路について悩む
- 雪平先生の提案で父・東雲慎英の個展を手伝う
- 慎英の絵から、天才だと思っていた父親も自分と同じようにもがき苦しんでいたことを知る
- 父娘で絵を通じた相互理解を深め、苦しみと共に生きていく覚悟を決める
「Knowing the Unseen」は、絵名が父親との確執と向き合い、絵を描き続ける決意を固める話でした。

拭えぬ自責の念


まふゆ父、話が通じすぎる





まふゆ母、家出から数ヶ月経ってもなお自分に非があったとは微塵も思ってなさそうなのが深刻





他でもないまふゆ母が「わからない」状態になるのは皮肉が効き過ぎ





自責が強いまふゆ





イマジナリーまふゆ父



確かにあれだけ勇気を振り絞って気持ちを伝えたのに返ってきたのが暴言レベルの否定だとトラウマにもなる





父にまで拒絶されてしまったら…という思考になってしまうぐらいには心の拠り所になっているんだね。





拒絶のトラウマを乗り越えたという意味では絵名さんは先輩と言ってもいい。



ただあの人たちは絵を通せば気持ちが通じ合える生き物だったからなので、絵名の成功体験がそのまま当てはまるとも思えない。





そうすると、受け入れてくれた姉の存在がある瑞希の出番だというのは納得。





瑞希が宮女に来た時の素といい子モードの中間ぐらいのトーンすき





瑞希あなたそれが言えるなら早く絵名に…!って思うけど、頭で理解していることと実際に行動に移せるかどうかはまた別の話だよね





絵名との絡みをよく見ていただけに、リンが「話さなくてもいいんじゃない」だったり、まふゆの意思を引き出すような話し方をするのが新鮮。



「意思が明確で、その実現の過程で苦しんでいる」人と「そもそも今どうすればいいのかわからない」人への接し方の違いか。





まふゆ父、スーパー忙しいマンだったんですね。あの流れるような帰宅後即再出勤はなかなかできるもんじゃない。



そうすると家庭のことはまふゆ母に任せっきりでワンオペ家事をこなすうちに精神のバランスを崩したのか、もともとああだったのかの2択に。



幼少期の家庭環境が原因で今の権威主義的な考え方になった、というような経緯なら個人的には納得できる。



結婚後に変わってしまったとして、ワンオペの辛さで父やまふゆに恨みを向けるならまだ理解しやすいけど、愛情は残しつつ凝り固まった思考のもとコントロールするのは、何があったらそうなるのか想像しづらい。





そして気づきました?父とのほっこり回想の中にひっそり仕込まれたナイフ「ひとりで寝なきゃだめ」







まふゆ父が味方になったことで、高校卒業を機に一人暮らしという選択を最低でも取れるようになったのはよいこと。



フィクション的には和解まで持っていくんだろうけど、今回の様子を見るとどう歩み寄るか想像つかない。





まふゆの選択が瑞希の覚悟にも繋がるんですね。



綺麗なお話でした。



みんなどうもな。オレ、おまえらのこと好きだわ





いや最後の絵名さん不穏すぎん!?サプライズ教室訪問は瑞希が打ち明ける前に人伝に知ってしまうやつですやん!!



冬弥に用があった彰人がたまたま教室にいて大喧嘩の末去るぐらいしか回避ルートがない



悪い、やっぱ辛えわ。



瑞希がこのタイミングで覚悟を決めたことすら裏目に出てしまう地獄展開。



こうなるともう俺達の絵名さんを信じることしかできない。
▼次のイベスト


書き下ろし楽曲「エンパープル」
『エンパープル』
25時、ナイトコードで。 × 鏡音リン
作詞・作曲:はるまきごはん
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